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「佐伯市で新築を建てるべき人、中古をリノベすべき人」決定的な違い 中古リノベ vs 新築 徹底比較コラム

こんにちは、ハウスファクトリーです。
家を持つ、という選択は、単なる住まい選びではなく、これから先の暮らし方や、家族との時間、人生そのものをどう築いていくかを考える大切な決断だと日々の現場で感じています。
新築にするべきか、中古住宅をリノベーションするべきか。
この問いに正解はありません。
家づくりの答えは「性能」や「価格」だけで決まるものではなく、ご家族がどんな暮らしをしたいのか、何を大切にしたいのかによって大きく変わるからです。
ネットでは、新築は安心、中古リノベは安い、といった情報が溢れています。
しかし実際は、補助金が思ったほど使えなかったり、数字だけでは見えない修繕リスクや、逆に中古だからこそ得られる立地や広さの価値があったりと、(書いていない現実)に直面することが少なくありません。
元大工として、そして今も現場に立つ工務店として、数多くの新築・リノベーションに関わってきました。
だからこそ分かる、「2026年現在の補助金のリアルな使いどころ」や、将来後悔しないために、最初に知っておいてほしい判断基準があります。
このコラムでは、実際に家づくりをされた方々の背景を踏まえながら、新築と中古リノベーション、それぞれの本当の価値を丁寧にお伝えします。
これから家づくりを考える方が、「建ててよかった」「選んでよかった」と心から思える選択ができますように。そんな想いを込めて、第6回コラムをお届けします。
目次
1. なぜ今中古リノベーションの選択肢が注目されるの?

佐伯市の不動産市場は大分県内でも非常に特殊で、ある意味「リノベーションの宝庫」であるということです。
佐伯市の市場価値が教える「中古のメリット」
2026年現在、大分市内の新築建売や中古住宅の価格は高騰を続けています。
大分市での中古住宅の平均価格は約 2,800 万円。
それに対し、佐伯市では平均約 650 万円というデータが出ています。
この圧倒的な「入口の安さ」こそが、中古リノベーションを検討する最大の武器になります。
佐伯市の場合、築年数が経過した空き家は百万円台から見つかることもありますが、実際に暮らせる家として選ばれている中古住宅の取得価格帯は、1,000万〜1,300万円前後が現実的なラインです。
ここに、断熱・耐震を含めた性能向上リノベーション、水まわりや内装の一新を加えることで、総額2,000万前後で「今の新築と遜色のない住み心地」を実現できるケースが多くあります。
安いのは「家」ではなく「入口のハードル」です。
中古住宅が安いのではなく、 家づくりのスタート地点となる「入口の価格」が抑えられているという点です。
大分市では、土地+建物で最初から高額に。
佐伯市では、立地や広さに余裕のある物件を現実的な価格で選べる。
その結果、「性能を上げる」「暮らしに合わせて整える」という部分に、予算をかける余地が生まれます。
2. 補助金リストの「理想」と「現実」
家づくりを考え始めたとき、気になるのが補助金ではないでしょうか。
佐伯市は全国的に見ても住宅支援制度が比較的充実している自治体で、市のホームページを見ると、魅力的な制度が紹介されています。ただし、ここで知っておきたいのが 制度の内容と、実際には少しギャップがあるという点です。
「ようこそ佐伯住まいるサポート」をはじめとする市の補助金は、対象エリアや家族構成、所得、工事内容などの条件が細かく定められており、すべての条件に当てはまる方は、決して多くありません。
では、佐伯市で本当に現実的に使える補助金とはどれなのか。
ここからは、ハウスファクトリーがこれまでに実際に関わってきた事例をもとに、制度のカタログ情報ではなく、現場で使えた補助金の話をお伝えしていきます。
実際に「使える」補助金はどれか?
ここで、ハウスファクトリーの実際の事例をお話しします。
【新築の場合】
弊社で新築中の施主様は、「佐伯市まちなか居住・市産材利用促進事業」という補助金を申請し、 50万円の補助金を申請。佐伯市外から市内へ移住し、新築住宅を取得。
さらに、国が推進するZEH(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)や長期優良住宅の補助金も併用しています。
新築の場合は、このように「国」と「市」の制度をうまく組み合わせるのが定石です。
【中古リノベ・リフォームの場合】
2024年・2025年度に喜ばれたのが、国による「先進的窓リノベ事業」これは古いアルミサッシの内側に高断熱の内窓を設置する工事で、一軒あたり約 35万円の補助金を利用した実績があります。
2026年現在は当該事業自体は終了していますが、こうした「国の大型予算」は形を変えて継続されることが多いため、常に最新情報をキャッチしておく必要があります。
一方で、市が掲げている「三世代同居」や「子育て世帯リフォーム」などの補助金(最大 30〜 85万円)は、工事内容や所得制限、家族構成の条件が細かく、「あてはまる補助金がなかなかない」というケースも散見されます 。
「補助金が出るからこの工事をする」のではなく、「自分たちがやりたい暮らしに、使える補助金があるか」をプロに逆引きしてもらうのが一番賢いやり方です。
3. 2026年税制改正が追い風に!中古リノベと税制優遇の新しい関係
中古住宅は、住宅ローン控除が少ない。そんな話を聞いたことがある方も多いかもしれません。
確かにこれまでは、住宅ローン控除は新築住宅のほうが圧倒的に有利、という時代が続いてきました。しかし2026年度の税制改正によって、この常識は大きく変わっています。
住宅ローン控除に起きた“逆転現象”
2026年からは、一定の省エネ性能を確保・向上させた中古住宅であれば、新築住宅と同じく「13年間」の住宅ローン控除が適用される仕組みになりました。
つまり、「中古だから控除が短い・少ない」という一律の不利は、もはや当てはまらなくなってきているのです。
佐伯市ならではの「立地」と「税制」の関係

ここで注目したいのが、佐伯市特有の事情です。
2026年から、土砂災害特別警戒区域(いわゆるレッドゾーン)における新築住宅は、原則として住宅ローン控除の対象外となりました。 ※建て替えを除く
佐伯市は海と山が近く、景色や住環境に恵まれた人気エリアでも、ハザードマップに該当する場所が少なくありません。そんなケースでも、既存住宅を購入してリノベーションする選択であれば、減税や補助の対象となる可能性が高いのです。新築より「合理的」になるケースも。
この結果、新築では税制優遇を受けられない、建てられない、リノベーションなら対象になるという、これまでとは逆の現象が起きています。
佐伯市で家づくりを考える場合、「新築か中古か」だけで判断するのではなく、立地・ハザード・税制を含めて考えることが、これまで以上に重要になってきています。
中古リノベーションは、単にコストを抑える選択肢ではなく、制度を味方につけながら、理想の場所で暮らすための“現実的で賢い選択”になりつつあります。
4. ハウスファクトリーがこだわる見えない部分の品質管理
「中古住宅は地震が心配」「シロアリや劣化が不安」
中古住宅を検討される方が、こうした不安を抱くのはとても自然なことです。
ハウスファクトリーは元大工の工務店として、この不安に言葉ではなく現場での判断と技術で向き合います。
購入前に行う、独自の建物診断(インスペクション)

私たちは、中古物件をリノベーションする前段階として、必ず実際の建物を確認し、構造や劣化状況を丁寧に診断しています。
図面や写真だけでは判断せず、床下に入り湿気や木部の状態を確認、基礎のひび割れや沈下の有無、屋根裏の雨漏り跡や断熱材の状態など、住んでからでは見えなくなる部分を重点的にチェックします。
表面をきれいに整えただけでは隠しきれない、「この家がこれまでどう使われ、これからどう使えるのか」その家の健康状態を見極めることが、私たちの役割です。
中古住宅の不安を、「知っているからこそ、対策できる安心」へ。
それが、ハウスファクトリーの考える中古リノベーションです。
5. あなたはどっち派? 「新築 vs 中古リノベ」適性診断
「新築もいいけど、中古リノベも気になる」 「結局、自分たちにはどちらが合っているのだろう?」と感じている方も多いのではないでしょうか。
家づくりに正解はありません。
大切なのは、自分たちの価値観やライフスタイルに合った選択をすることです。
まずは、簡単なチェックでみてみましょう。
| 比較項目 | 中古住宅リノベーション | 新築住宅 |
|---|---|---|
| 初期費用 | 1,500~2,000万円台~ | 3,000万円台~ |
| 立地の良さ | 中心部など人気エリアで探しやすい | 郊外の分譲地が中心 |
| 税制優遇 | 省エネ改修で控除13年へ拡大 | 長期優良住宅等で手厚い優遇 |
| 資産価値 | 下げ止まった価格で買うため損しにくい | 入居直後の下落幅が大きい傾向 |
| 安心感 | プロの建物診断(インスペクション) | 最新性能と長期保証が標準 |
「新築」を選ぶべき人
- 最新の設備と保証を最優先したい
何もかもが新しく、メーカーの長期保証がついている安心感は何物にも代えがたいものです。 - こだわりが「ゼロから」ある
間取り、窓の位置、コンセントの場所一つまで、自分の理想を形にしたい方は新築が向いています。
「中古リノベ」を選ぶべき人
- 立地にこだわりたい
「学校の近く」「実家の隣」など、新築ではなかなか土地が出ないエリアで暮らしたい方。 - 趣味や生活の質を重視したい
住宅ローンの支払いを抑え、その分を家族旅行や教育、趣味など「家以外のこと」にもお金を使いたい方。 - 「一点もの」の家に住みたい
古い梁をあえて見せたり、歴史を活かした開放的なLDKを作ったりと、既製品の新築には出せない深みを大切にしたい方。
結論 家づくりは「正解探し」ではなく「納得解」を見つけること
新築か、中古リノベか。
その答えは、補助金の額や坪単価だけで決まるものではありません。
あなたがどんな暮らしを思い描いているかの中にあります。
ハウスファクトリーは、家を建てることをゴールにしている会社ではありません。
大切にしているのは、その家で始まるこれからの暮らしです。
5年後、10年後、さらにその先まで見据え、「この選択をして本当によかった」
そう自然に思っていただけるように、私たちは目先の数字や都合のいい提案はしません。
お金のことは分かりやすく、正直に。 現場のことは見えない部分ほど丁寧に。
良いことだけでなく、迷う点や注意点もきちんとお伝えします。
家づくりは、一度きりの大きな決断です。
だからこそ私たちは、建てる瞬間より、住み続ける時間に責任を持つ会社でありたいと考えています。

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