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佐伯市で土地探し後悔しないためのチェックリスト10選と注意点

住宅模型をルーペで調べるスーツ姿の男性のイラスト。土地選びの慎重な検討を表現。

家づくりはワクワクする一方で、最初のステップである土地探しはとても大切な部分です。
理想のマイホームを実現できるかどうかは、この土地選びにかかっていると言ってもいいでしょう。

でも実際には、「どこから始めたらいいのか分からない」「後悔しないように進めたい」
と感じている方も多いかもしれません。

そこで今回は、佐伯市の地域特性をふまえて、
土地探しで失敗しないためのチェックリスト10選と気をつけたいポイントをわかりやすくご紹介します。

佐伯市の土地価格・相場をエリア別に解説

土地探しを始めるにあたり、まず把握すべきは「予算」です。佐伯市は広大で、エリアによって土地の価格相場や特性が大きく異なります。

1. 佐伯市中心部

  • 特徴
    既に宅地化が進んでいるため、まとまった広さの土地の供給は少なく、坪単価も比較的高くなります。古家付きの土地を購入し、解体して新築するケースも多く見られます。
  • Webマーケティング視点
    ポータルサイトなどでこのエリアの「駅近」「利便性」といっ たキーワードで検索するユーザーは、価格よりも「生活の質」を重視する傾向があります。

佐伯市では現在まちなか居住事業促進補助金(最終更新日:2025年8月1日)最大50万円補助金対象です、詳細は佐伯市HPをご覧ください。

佐伯市で土地探しをされる際は中心部のメリットを上手に活かして検討してみてください。

2. 佐伯市郊外部

佐伯市郊外部
  • 相場感
    郊外エリアは中心部に比べて土地価格が抑えめで広い土地を確保しやすいのが特徴です。
    同じ予算でもよりゆとりある敷地を選べるため、駐車場や庭付きの住まいを希望される方に人気があります。
  • 特徴
    自然が身近に感じられる落ち着いた環境が魅力で、子育て世帯やのんびりとした暮らしを求める方におすすめのエリアです。
    中心部までのアクセスも比較的スムーズな地域が多く、通勤・通学のバランスも取りやすいです。
  • Webマーケティングの視点
    郊外エリアを検索するユーザーは、「広さ」「静か」「自然」「子育て」などのキーワードを重視する傾向があります。

3. 沿岸部・山間部特有の注意点

佐伯市沿岸部・山間部
山から望む湾

佐伯市は海に面し、山も多い地域です。沿岸部や河川沿いの土地は、価格が比較的抑えられている場合がありますが、後述の「ハザードマップ」を確認し、津波や浸水のリスクを必ず把握してください。

チェックリスト

土地の相場は「公示価格」や「路線価」である程度の目安はつかめますが、実際に売り出されている土地の価格は、形状、接道状況、古家の有無、人気度によって変動します。まずは不動産ポータルサイトや地元の不動産会社で、希望エリアの「実際の売出事例」を複数チェックしましょう。

ハザードマップは必須チェック!災害に強い土地を見つける方法

ハザードマップを見る家族

佐伯市に限らず、日本で土地探しをする上で、災害リスクの確認はもはや「注意点」ではなく「必須の確認事項」です。特に佐伯市は、海と山が近いため、複数の災害リスクが想定されます。

1. リスクの種類別チェックポイント

土地リスクチェック(佐伯市)
リスクの種類確認事項佐伯市での留意点
水害(洪水・内水氾濫) ハザードマップで「浸水想定区域」か? 過去の浸水実績は? 市内を流れる河川や、内水氾濫のリスクがある窪地がないか確認
津波(海岸線エリア) 津波ハザードマップの「浸水深」は? 避難経路や高台への距離は? 沿岸部での土地選びは、建物の構造だけでなく、避難計画が重要
土砂災害(がけ崩れ・土石流) 土砂災害警戒区域(イエロー・レッドゾーン)に指定されていないか? 山を背にする土地や、急傾斜地の近くは要注意
液状化 過去の埋め立て地、地盤が軟弱なエリアではないか? 専門的な地盤調査は必須ですが、ハザードマップや地歴で推測

チェックリスト

  1. 佐伯市が公開している「佐伯市ハザードマップ」を必ず入手・確認してください。Webサイトでも公開されていますが、自治体の窓口で詳細な情報も確認できます。
  2. ハザードマップ上でリスクがある場合でも、「リスク=絶対に住めない」ではありません。例えば、浸水想定区域内でも、基礎を高くする「かさ上げ」や、建物の構造を工夫することでリスクを軽減できる場合があります。重要なのは、リスクを把握した上で対策を講じることです。

理想の家を建てるための土地の選び方(日当たり、広さ、形状)

土地選び

希望の家を建てる上で、土地が持つ「物理的な条件」は非常に重要です。

1. 日当たり・方角の確認

  • 南側
    日当たりが最も良好とされ、人気が高いです。価格も高くなる傾向があります。
  • 北側
    価格は抑えられますが、採光計画に工夫が必要です。建物を北側に寄せ、南側に庭や駐車スペースを設けることで日当たりを確保する手法(北側道路に面した土地での活用)もあります。
  • 隣地との関係
    土地の方角だけでなく、隣接する建物の高さや、将来的に建つ可能性のある建物の影も考慮し、現地で朝・昼・夕方の日の当たり方をチェックしましょう。

2. 土地の広さ・形状

  • 建ぺい率・容積率
    土地の広さだけでなく、建ぺい率(土地の何%まで建物を建てて良いか)と「容積率(延床面積の最大値)」を必ず確認してください。これは希望する家の大きさ(特に2階建て以上の場合)が建てられるかを左右します。
  • 整形地と不整形地
    正方形や長方形の「整形地」は設計がしやすく、デッドスペースも少ないため人気がありますが、三角や旗竿地などの「不整形地」は価格が抑えられる傾向があります。不整形地でも、設計士次第で魅力的な空間を作ることが可能です。

3. 敷地の高低差・地盤

  • 高低差
    道路との高低差がある土地は、擁壁(ようへき:土留めの壁)の設置や造成工事が必要になることがあり、追加で数百万円の費用が発生する可能性があります。
  • 地盤調査
    契約前に専門家による地盤調査(スウェーデン式サウンディング試験など)を行うことを条件としましょう。地盤改良が必要な場合追加費用(数十万円〜数百万円)が発生します。

チェックリスト

土地の候補があれば、必ず建設を依頼する予定の工務店や設計士と一緒に現地を訪れてください。この段階でのプロ目線でのフィードバックが、後々の失敗を防ぐ最大の策だと断言します。

プロが教える!不動産会社選びのポイント

Web上で多くの情報を得られる時代ですが、最終的に土地取引を円滑に進めるためには、信頼できる不動産会社の存在が不可欠です。

1. 地域の情報に精通しているか

佐伯市の土地は、エリアごとの地域性(地縁、慣習、規制)が強い場合があります。

  • 地元密着型
    佐伯市に本社や支店を構え、長く営業している不動産会社は、Web上には出てこない「未公開物件」や、地域の地主様とのパイプを持っている可能性が高いです。
  • Web集客力
    Webマーケティングに強い会社は、多くのユーザーに情報を届けられるため、物件の取扱件数が多くなる傾向もあります。地元の強さとWebの強さ、両方をチェックしましょう。

2. 住宅会社との連携がスムーズか

土地探しと家づくりは車の両輪です。

  • ワンストップ対応
    不動産と建築が連携している会社(ハウスファクトリーのような体制)であれば、土地の購入から住宅の設計・建築までをシームレスに進められるため、手続きのミスや手戻りが少なくなります。
  • 建築条件なし 物件の提案
    特定の建築会社で建てる義務のない「建築条件なし」の土地を優先的に提案してくれるかどうかも重要です。これにより、ユーザーは自由に建築会社を選べます。

3. 専門用語の丁寧な解説があるか

  • コミュニケーション
    「用途地域」「容積率」「セットバック」など、土地取引には専門用語が多数出てきます。これらをユーザーに分かりやすく丁寧に解説し、納得いくまで説明してくれる担当者を選びましょう。

不動産会社は、お客様の「代理人」であり「相談役」です。Webサイトの情報や口コミだけでなく、実際に担当者と会って「この人は自分の家づくりを真剣にサポートしてくれるか」という信頼感を最重視してください。

後悔しないためのチェックリスト10選(まとめ)

土地選びチェックリスト(佐伯市)
No.チェックリスト項目目的と重要性
1 希望エリアの「実際の売出事例」を複数チェックしたか? 相場感を肌で理解し、予算オーバーを防ぐため
2 佐伯市ハザードマップで水害・土砂災害リスクを確認したか? 災害に強い土地を選び、家族の安全を守るため
3 リスクがある場合、対策(かさ上げなど)の費用を考慮したか? リスクを踏まえた上で、現実的な予算を組むため
4 隣地の建物や影の影響を考慮し、現地で日当たりを確認したか? 理想の採光と暖かさを確保するため
5 建ぺい率・容積率を確認し、希望の家が建てられるか把握したか? 建築可能な家の大きさに制限がないか確認するため
6 敷地の高低差を確認し、擁壁工事などの追加費用を考慮したか? 見積もり外の大きな出費を避けるため
7 契約前に地盤調査を行うことを条件としたか? 軟弱地盤による地盤改良費の発生リスクに備えるため
8 建築予定の工務店・設計士と現地に同行しフィードバックを得たか? 専門家の目で土地のポテンシャルと欠点を見極めるため
9 地域情報に精通した地元の不動産会社を選んだか? 未公開情報や地域特有の慣習によるトラブルを避けるため
10 専門用語を分かりやすく説明してくれる担当者を選んだか? 複雑な土地取引で不利な条件を飲まないようにするため

終わりに

佐伯市での土地探しは、多くの選択肢とチェックすべきポイントがあります。このコラムを通じて皆様がスムーズに、そして後悔なく家づくりの第一歩を踏み出せるよう願っています。

私たちハウスファクトリーは、佐伯市の地域特性を熟知した地元工務店として、「理想の家が建つ土地選び」をトータルでサポートしています。

土地選びの相談で図面を見ながら話すハウスファクトリーのスタッフと相談者

一般的な不動産会社では土地の「売買」がゴールですが、工務店である私たちのゴールは「理想の家が完成すること」です。そのため、土地の価格や利便性だけでなく、お客様が建てたい家の間取りや予算を踏まえ、「この土地に本当に理想の家が建つか」「造成費や地盤改良費で予算オーバーしないか」といった、建築のプロ目線での厳しいチェックを必ず行います。

このコラムでご紹介したチェックリストはすべて失敗しない家づくりに直結する項目です。

具体的な土地の候補についてのご相談や、「うちの家族構成なら、佐伯市のどのエリアが最適か?」といったご質問、あるいは「気になる土地が見つかったが、建築のプロ目線で見てほしい」など土地探しから設計、建築までを一貫してサポートいたします。まずはお気軽に、ご希望のエリアや予算についてご相談ください。

住宅に関するお悩み、ご不明な点がございましたらお気軽にお問い合わせください。

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